私は昔、自分は経理に向いていないのではないかと思っていました。
理由は単純です。
マルチタスクが苦手だったからです。
周りを見ると、仕事ができる人ほどたくさんの資料を開いていました。
- スプレッドシート
- メール
- チャット
- 会計ソフト
複数の画面を同時に開き、次々と仕事をこなしていく。
そんな姿を見るたびに、
「すごいな」
「自分にはできないな」
と思っていました。
私は逆です。
今やっている仕事に必要なものしか開きません。
そして仕事が終わると、開いていた資料をすべて閉じます。
次の仕事に移る時に、また必要なものを開きます。
だから当時は、
「もっとマルチタスクができるようにならないといけない」
と思っていました。
経理はマルチタスクの仕事に見える
経理の仕事は忙しいです。
請求書処理をしていると問い合わせが来る。
支払業務をしているとメールが届く。
月次決算の締切も迫ってくる。
一日の中でたくさんの仕事が発生します。
だから経理は、マルチタスク能力が必要な仕事だと思われがちです。
私自身もそう思っていました。
でも、本当に同時に仕事をしているのでしょうか
ある時から、少し考え方が変わりました。
仕事ができる人を観察していると、実は複数のことを同時にやっているわけではないように見えたのです。
メールを返す時はメールだけ。
請求書を確認する時は請求書だけ。
資料を作る時は資料だけ。
ただ、その切り替えがとても速い。
周りから見るとマルチタスクに見えます。
でも実際は、
👉 シングルタスクを高速で切り替えているだけなのかもしれません。
そう考えるようになりました。
仕事ができる人は、複数のことを同時に考えているのではなく、
一つの仕事に深く集中し、それを素早く切り替えている。
そんなふうに見えるのです。
私は一つの仕事が終わるたびに全部閉じます
私は今でも複数の資料を開きっぱなしにするのが苦手です。
スプレッドシートが何枚も開いていると落ち着きません。
頭の中まで散らかってくる気がします。
「あの数字はどのシートだったかな」
「この資料は今必要だっけ」
そんなことを考え始めてしまいます。
だから私は、
- 今の仕事に必要なものだけ開く
- 仕事が終わったら閉じる
- 次の仕事へ移る
というやり方をしています。
一見すると非効率に見えるかもしれません。
しかし私にとっては、その方が集中できます。
そして結果的にミスも減ります。
不思議とその方が効率が良い
もちろん、人によって合うやり方は違います。
複数の資料を開いたままの方が仕事しやすい人もいるでしょう。
ただ私の場合は、資料を閉じることで頭の中もリセットされます。
(頭と気分をリフレッシュするため、PCを再起動することもあります💦)
次に考えるべきことが明確になります。
結果として、
- ミスが減る
- 集中しやすい
- 仕事が早く終わる
ということが多いように感じています。
遠回りに見えても、結果的にはその方が効率的なのです。
経理は集中力の仕事なのかもしれない
経理は数字を扱う仕事です。
- 金額
- 日付
- 勘定科目
- 税区分
- 取引内容
どれも似ているようで違います。
少しの見落としが、大きな修正につながることもあります。
だからこそ、
「たくさんのことを同時にこなす能力」
よりも、
「目の前の仕事に集中する能力」
の方が大切なのではないかと思うのです。
特に決算や税務の仕事になると、その傾向はさらに強くなります。
深く考える時間が必要だからです。
マルチタスクが苦手でも、経理はできます
もしあなたが、
「私はマルチタスクが苦手だから経理に向いていない」
と思っているなら、少し安心してほしいと思います。
私自身もそう思っていました。
でも今は違います。
経理に必要なのは、マルチタスク能力ではなく、
- 丁寧に確認する力
- 集中する力
- 最後までやり切る力
なのではないかと思っています。
もちろん、人によって仕事の進め方は違います。
でも、一つずつ片付けるタイプの人が劣っているわけではありません。
むしろ経理では、その強みが活きる場面もたくさんあります。
まとめ
- 経理はマルチタスクの仕事に見える
- 実際はシングルタスクを高速で切り替えていることが多い
- 仕事ができる人は集中と切り替えが上手い
- 経理では集中力が大きな武器になる
- マルチタスクが苦手でも経理は十分できる
私は今でも、一つの仕事が終わるたびに資料を閉じます。
そして頭の中をリセットしてから次の仕事へ移ります。
遠回りに見えるかもしれません。
でも、それが私にとっては一番効率的なやり方です。
👉 経理に必要なのは、マルチタスク能力ではなく、シングルタスクを積み重ねる力なのかもしれません。

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