「数字が苦手なのに、なぜ経理に配属されたんだろう……」
経理に異動になったとき、新卒で経理部に配属されたとき、そんな不安を感じた人は少なくないと思います。
私自身も、経理を始めたばかりの頃は不安だらけでした。
財務諸表を見てもよく分からない。
仕訳も分からない。
勘定科目も覚えられない。
周りの先輩たちは当たり前のように仕事をしているのに、自分だけ置いていかれているような気がしていました。
もし今、同じような不安を感じているなら、少しだけ安心してください。
数字が苦手だからといって、経理に向いていないとは限りません。
今回は、「数字が苦手なのに経理に配属されたら」というテーマでお話ししたいと思います。
数字が苦手=経理が苦手、ではない
まず最初にお伝えしたいのは、
👉 数字が苦手なことと、経理が苦手なことは別です。
ということです。
「経理の人は数字に強い」
そんなイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし実際には、経理担当者の中にも数学が苦手な人はたくさんいます。
暗算が速いわけでもない。
複雑な数式が得意なわけでもない。
電卓なしでは困る人も普通にいます。
経理は数学者ではありません。
数字を使って会社の状態を理解する仕事です。
経理は「計算」よりも「確認」の仕事
経理未経験の人は、
「毎日難しい計算をしている」
と思うかもしれません。
しかし実際の経理業務は違います。
- 請求書を確認する
- 領収書を確認する
- 契約内容を確認する
- 数字が合っているか確認する
- ルール通り処理されているか確認する
経理の仕事は、確認の連続です。
もちろん数字は扱います。
しかし求められるのは、
👉 計算力よりも正確性
です。
だからこそ、
コツコツ作業できる人。
丁寧に確認できる人。
慎重な人。
こうした人が経理で活躍することも少なくありません。
最初は数字の意味が分からないだけ
新人の頃、
「数字が苦手だ」
と思っていた人の多くは、
👉 数字の意味が分からないだけ
だったりします。
例えば、
売上 1,000万円
と書かれていても、 最初はただの数字にしか見えません。
しかし経験を積むと、
- 先月と比べてどうか
- 利益率はどうか
- 入金されているか
- 一時的な数字なのか
ということが見えてくるようになります。
数字そのものではなく、 数字の背景が見えるようになるのです。
これは才能ではなく経験です。
経理に必要なのは「分からないを放置しない力」
経理で成長する人に共通しているのは、
数字が得意な人ではありません。
むしろ、
- 分からないことを調べる
- 先輩に聞く
- メモを残す
- 同じミスを繰り返さない
そんな人です。
経理の知識は一日では身につきません。
だからこそ、
👉 分からないことを一つずつ減らしていく
姿勢が大切です。
私も最初は不安だった
今でこそ経理の仕事を長く続けていますが、 最初から自信があったわけではありません。
むしろ、
「自分は向いていないかもしれない」
と思うことの方が多かった気がします。
しかし振り返ると、
不安だったのは数字が苦手だったからではありません。
知らないことが多かったからです。
そして知らないことは、 経験によって少しずつ減っていきました。
まとめ
- 数字が苦手だからといって経理に向いていないわけではない
- 経理は計算よりも確認の仕事
- 最初は数字の意味が分からないだけの場合が多い
- 数字の見方は経験によって身につく
- 分からないことを放置しない姿勢が大切
- 経理に必要なのは数学の才能よりも積み重ね
数字が苦手なのに経理に配属されると、不安になるのは当然です。
でも、多くの経理担当者は同じところからスタートしています。
最初から財務諸表が読めた人はいません。
最初から仕訳が得意だった人もいません。
みんな少しずつ覚え、少しずつ経験を積み重ねてきました。
👉 数字が苦手なのは問題ではありません。学び続けることをやめないことの方が大切です。
もし今、不安を感じているなら、 「自分は向いていない」のではなく、 「まだ慣れていないだけかもしれない」 と考えてみてください。
その積み重ねが、いつかあなたの自信につながるはずです。


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