経理リーダーを目指すなら、今からやっておきたい6つのこと

経理のお仕事・キャリア

経理の仕事を続けていると、

「いつかはリーダーになりたい」

「経理マネージャーを目指したい」

と思う人もいるでしょう。

一方で、

「リーダーになったら何が変わるのだろう」

「今のうちに何をしておけばいいのだろう」

と感じることもあるかもしれません。

私自身、経理担当者からリーダー、マネージャーという立場を経験してきました。

振り返ると、 リーダーになってから学んだこともたくさんありますが、 本当は担当者の頃から意識しておけば良かったと思うこともあります。

今回は、経理リーダーを目指す人に向けて、今からできることについて書いてみます。

1. 自分の仕事を仕組み化する

担当者として評価される人は、 仕事を正確にこなせる人です。

しかしリーダーになると、 自分ができることよりも、 チーム全体が回ることの方が重要になります。

そのため、

  • 手順書を作る
  • チェックリストを作る
  • 業務フローを整理する

といった習慣を持つことをおすすめします。

リーダーは仕事を抱え込む人ではなく、 仕事が回る仕組みを作る人だからです。

👉 リーダーは「仕事をする人」ではなく、「仕事が回る仕組みを作る人」

2. 後輩に教える経験を積む

リーダーになると、 人を育てる仕事が増えます。

ところが、 担当者時代に教える経験が少ないと、 いざ部下を持った時に苦労します。

例えば、

  • 請求書処理
  • 経費精算
  • 月次業務

などを後輩に説明してみるだけでも十分です。

教えることで、 自分自身の理解も深まります。

そして、 「相手に伝わる説明」を考える力も身につきます。

3. 自分の担当業務以外にも興味を持つ

担当者のうちは、 自分の業務を完璧にこなすことが重要です。

しかしリーダーになると、 チーム全体を見る必要があります。

例えば、 売掛金担当なら、

  • 買掛金
  • 固定資産
  • 税務
  • 監査対応
  • 資金繰り

などにも関心を持ってみましょう。

今は直接関係なくても、 将来必ず役に立ちます。

4. 「なぜ」を考える癖をつける

私が特に大切だと思っているのが、 この「なぜ」を考えることです。

経理の仕事には、 必ず理由があります。

例えば、

  • なぜこの勘定科目を使うのか
  • なぜこの資料が必要なのか
  • なぜこの締切なのか
  • なぜこのチェックをしているのか

ただ言われた通りに作業するだけでは、 なかなか成長できません。

しかし理由を考えるようになると、 仕事の見え方が変わります。

そして、 知らない取引や新しい論点に出会った時でも、 自分で考えられるようになります。

👉 リーダー候補は「やり方」ではなく「理由」を理解しようとする

5. 分からないことは質問する

「なぜ」を考えることと同じくらい大切なのが質問です。

分からないことを放置しない。

これだけでも成長スピードは大きく変わります。

ただし、 おすすめしたいのは、

「どうやるのですか?」

だけではなく、

「なぜそうするのですか?」

という質問です。

例えば、

  • なぜこの処理が必要なのか
  • なぜこの証憑を保管するのか
  • なぜこの資料を作るのか

を聞いてみる。

背景や目的を理解すると、 知識がつながり始めます。

そして良い質問ができる人ほど、 早く成長するように感じます。

6. 改善提案をしてみる

リーダーになると、 業務改善も重要な仕事になります。

だからこそ、 担当者のうちから改善を考える習慣を持つと良いと思います。

例えば、

  • Excelを自動化する
  • テンプレートを作る
  • チェック方法を見直す
  • 手順書を整備する

小さな改善でも構いません。

大切なのは、

「与えられた仕事をこなす」

だけでなく、

「仕事をより良くする」

という視点を持つことです。

まとめ

  • 自分の仕事を仕組み化する
  • 後輩に教える経験を積む
  • 担当業務以外にも興味を持つ
  • 「なぜ」を考える
  • 積極的に質問する
  • 改善提案をしてみる

経理リーダーになるために必要なのは、 役職ではありません。

チーム全体を見る視点です。

そして、その視点は担当者のうちから身につけることができます。

リーダーシップは、 昇進した日に突然身につくものではありません。

日々の仕事の中で、 少しずつ育てていくものだと思います。

👉 良い経理リーダーは、リーダーになってから成長するのではなく、担当者の頃からリーダーの視点を持っている

もし将来、経理リーダーや経理マネージャーを目指しているなら、 今日の仕事の中でひとつだけでも意識してみてはいかがでしょうか。

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