「経理の仕事に興味があるけれど、実際には何をしているの?」
簿記を勉強し始めた方や、経理への転職を考えている方の中には、そのような疑問を持つ方も多いと思います。
経理というと、
- 仕訳をする仕事
- 請求書を処理する仕事
- 数字を扱う仕事
というイメージがあるかもしれません。
もちろん、それらも経理の仕事です。
ただ実際には、それだけではありません。
この記事では、経理の仕事内容や1日の流れ、そして会社の中での役割について初心者向けにわかりやすく解説します。
経理の仕事とは?
経理の仕事を一言で表すと、
👉 会社のお金の動きを記録し、会社の状態を数字で見えるようにする仕事
です。
会社では毎日、
- 商品を販売する
- 仕入をする
- 給料を支払う
- 家賃を支払う
など、さまざまな取引が発生しています。
経理はそれらを整理し、会社の数字としてまとめる役割を担っています。
経理の主な仕事内容
① 仕訳入力
会社で起きた取引を会計ソフトへ入力します。
例えば、
- 商品を販売した
- 備品を購入した
- 家賃を支払った
といった取引を会計ルールに従って記録します。
これを「仕訳」と呼びます。
仕訳は、
👉 すべての会計のスタート地点
になります。
② 入金・支払管理
売上代金が入金されたか、 取引先への支払が完了したかを確認します。
会社のお金が不足しないように管理することも重要な仕事です。
③ 請求書や領収書の管理
経理では、 請求書や領収書などの証憑(しょうひょう)も管理します。
これらは会計処理の根拠になるため、 正しく保管する必要があります。
④ 経費精算
従業員が立て替えた交通費や出張費などを確認し、 精算処理を行います。
⑤ 月次決算・年次決算
毎月や年度末には、 会社の成績表を作成します。
売上や費用を集計し、 損益計算書(PL)や貸借対照表(BS)を作成する重要な業務です。
経理の1日の流れ(例)
会社によって違いはありますが、 一般的な経理担当者の1日は次のような流れです。
| 時間 | 仕事内容 |
|---|---|
| 9:00 | メール確認・銀行入金確認 |
| 10:00 | 請求書チェック・支払準備 |
| 11:00 | 仕訳入力 |
| 13:00 | 経費精算処理 |
| 15:00 | 売掛金・買掛金の管理 |
| 16:00 | 問い合わせ対応・資料作成 |
| 17:00 | 残高確認・翌日の準備 |
実際には、 月末や決算時期になると業務内容が変わることもあります。
月初・月中・月末で仕事内容は変わる
経理は毎日同じ仕事をしているわけではありません。
月初
- 前月の締め作業
- 月次決算資料の作成
- 残高確認
月中
- 仕訳入力
- 請求書処理
- 経費精算
- 支払業務
月末
- 売上集計
- 費用計上
- 月次決算準備
特に月末から月初にかけては忙しくなる会社が多いです。
経理の役割とは?
経理は単に数字を入力するだけではありません。
経営者は、
- 利益は出ているか
- お金は足りているか
- 売上は伸びているか
を知りたいと考えています。
そのためには、 正確な数字が必要です。
経理は、
👉 会社の状態を数字で見えるようにする役割
を担っています。
経理に向いている人
経理に向いていると言われるのは、
- コツコツ作業が好きな人
- 確認作業が苦にならない人
- 数字を見るのが好きな人
- 物事を整理するのが好きな人
です。
ただし、 最初から完璧である必要はありません。
経理で大切なのは、
👉 分からないことを確認する姿勢
だと思います。
経理は数字を作る仕事ではない
私は、 経理は利益を作る仕事ではないと思っています。
売上を生み出すのは営業や現場です。
経理の役割は、
👉 会社で起きたことを数字として見えるようにすること
です。
最近は、 経理は「情報の製造業」に近い仕事なのではないかと感じています。
日々の取引を整理し、 確認し、 経営判断に使える数字へ変換しているからです。
まとめ
経理の仕事は、 会社のお金の動きを記録し、 会社の状態を数字で見えるようにすることです。
主な仕事内容には、
- 仕訳入力
- 入金・支払管理
- 請求書管理
- 経費精算
- 月次決算
などがあります。
一見すると地味な仕事に見えるかもしれませんが、 会社経営を支える重要な役割を担っています。
経理の仕事を理解すると、 簿記や会計の勉強もより面白く感じられるようになると思います。
📚 次に読むおすすめ記事




コメント