連結決算書とは?|「グループ全体を、一つの会社として見る」考え方

会計の考え方

会計を勉強していると、

  • 連結決算
  • 連結財務諸表
  • 連結BS・PL

などの言葉が出てきます。

でも最初は、

👉 「なんで会社を合体させるの?」

で、 かなり混乱しやすいと思います。

法律上、 親会社と子会社は

  • 別会社
  • 別法人
  • 別の銀行口座

ですよね。

それなのに、 会計では

👉 「まとめて一つとして見る」

んです。

ここ、 かなり会計っぽい面白さがあります。


連結決算書とは?

連結決算書とは、 簡単にいうと

👉 「親会社と子会社を、まとめて一つの会社として見る決算書」

です。

例えば

  • 親会社
  • 子会社A
  • 子会社B

がある場合、 それぞれ別々の決算書だけではなく、

👉 「グループ全体」

の決算書も作ります。

これが、 連結決算書です。

▶連結対象会社については、こちらで解説しています。


なぜ「連結」が必要なの?

ここが、 かなり大事なポイントです。

もし親会社だけを見ても、 グループ全体の実態が、 見えないことがあるんですね。

例えば

  • 売上を子会社へ移している
  • 借入を別会社へ持たせている
  • 利益をグループ内で動かしている

などです。

つまり、 単体決算だけでは

👉 「グループ全体で、実際どうなっているか」

が、 分かりにくいことがあります。

だから会計では、

👉 「グループ全体を、一つとして見る」

考え方をするんですね。


「法律上は別会社」なのに、会計では一体?

ここが、 かなり会計らしいところです。

法律上は、

  • 親会社
  • 子会社

は、 別会社です。

でも、 経済的には

👉 「一つのグループとして動いている」

ことが多いんですね。

例えば

  • グループで経営方針を決める
  • お金を融通する
  • グループ内で商品を売る

などです。

だから連結会計では、

👉 「経済実態」

を重視して、 グループ全体を一つとして見ていきます。


グループ内取引は、「消す」

初心者がかなり驚きやすいのが、 ここです。

例えば、 親会社が子会社へ

  • 商品を販売した

場合、 親会社では

  • 売上

になります。

でも、 グループ全体で見ると、

👉 「グループの中で動いただけ」

なんですね。

つまり、 外部へ売ったわけではありません。

だから連結では、

👉 「内部取引を消す」

処理をします。

これを

  • 内部消去

などと呼びます。


なぜ内部取引を消すの?

もし内部取引を消さないと、

  • 売上
  • 利益
  • 資産

などが、 実態より大きく見えてしまうことがあります。

例えば

  • 親会社 → 子会社へ販売
  • 子会社 → 別子会社へ販売

を繰り返すと、 グループ内だけで売上が膨らむこともあります。

だから連結では、

👉 「グループ外との取引だけ」

を残すイメージなんですね。


連結決算は、「グループ全体の姿」を見るためのもの

連結決算を見ることで、

  • グループ全体で利益が出ている?
  • 借金は多い?
  • お金は足りている?
  • グループ全体は安全?

などが、 見えやすくなります。

つまり、 連結決算は

👉 「グループ全体の本当の姿」

を、 見るための仕組みなんですね。


かなり「会計っぽい」考え方

連結会計には、 かなり会計らしい特徴があります。

それは、

👉 「法律上の形」

だけではなく、

👉 「経済実態」

を重視することです。

つまり会計は、 単に

  • 会社を数える
  • 契約を見る

だけではなく、

👉 「実際に、どう経済が動いているか」

を、 数字で表現しようとしているんですね。


まとめ

連結決算書とは、

👉 「親会社と子会社を、まとめて一つの会社として見る決算書」

です。

法律上は別会社でも、 グループ全体では

👉 「一つの経済グループ」

として動いていることがあります。

そのため、 連結会計では

  • グループ全体をまとめる
  • 内部取引を消す
  • 経済実態を見る

という考え方をします。

つまり連結決算は、

👉 「グループ全体の本当の姿を見るための仕組み」

なんですね。

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