仕訳を「考える」ための3ステップ|暗記に頼らず理解する方法

仕訳の考え方を初心者向けにやさしく図解した記事アイキャッチ 経理初心者の実務

仕訳をするときに、

  • 覚えたはずなのに思い出せない
  • パターンが変わると手が止まる
  • これで合っているのか不安

そんな経験はありませんか?

それは、

👉 「仕訳を覚えるもの」として扱っている

ことが原因かもしれません。

本来、 仕訳は暗記だけで処理するものではありません。

むしろ、

👉 「何が起きたか」を考えれば作れるもの

です。

私は実務でも、 仕訳を丸暗記している感覚はあまりありません。

まず出来事を理解して、 その結果として仕訳を作っています。

この記事では、 仕訳を考えるための基本的な3ステップを紹介します。


結論|仕訳は「流れ」で考える

仕訳が苦手な人ほど、 いきなり借方・貸方を書こうとしがちです。

でも実際には、

👉 正しい順番で考えれば、仕訳はかなり整理される

ようになっています。

その順番が、 次の3ステップです。

  1. 何が起きたかを言葉にする
  2. 何が増えたか・減ったかを見る
  3. 仕訳にする

大切なのは、 最初から会計用語で考えないことです。


ステップ①|何が起きたかを言葉にする

まず最初にやることは、

👉 出来事を日本語で説明すること

です。

例えば:

「商品を販売して、現金を受け取った」

という出来事があったとします。

この段階では、 まだ仕訳を書かなくて大丈夫です。

むしろ、

👉 会計用語を使わない方が良い

こともあります。

まずは、 会社で何が起きたのかを理解する。

ここがズレると、 後の仕訳もズレます。

私は実務でも、 処理に迷ったときは:

👉 「そもそも何が起きたんだっけ?」

に戻ることがあります。


ステップ②|何が増えたか・減ったかを見る

次に、 増減を考えます。

先ほどの例なら:

  • 現金が増えた
  • 売上が増えた

ですね。

ここで重要なのは、

👉 「増えた・減った」だけに集中する

ことです。

まだ借方・貸方は考えません。

勘定科目も深く考えなくて大丈夫です。

まずは、 会社の中で何が動いたかを見る。

私は、 仕訳の本質はここにあると思っています。

仕訳は、 会社の変化を記録する仕組みだからです。


ステップ③|仕訳にする

最後に、 増減を仕訳へ変換します。

例えば:

  • 現金が増えた
  • 売上が増えた

なら、

現金(借方)/売上(貸方)

になります。

ここで初めて、

  • 借方・貸方
  • 勘定科目

を使います。

つまり仕訳は、

👉 出来事を会計の言葉へ翻訳する作業

とも言えるのです。


よくある失敗①|いきなり仕訳を書く

一番多い失敗です。

何が起きたか整理しないまま、 いきなり借方・貸方を書こうとする。

すると、

  • どちらが借方?
  • どの科目?
  • これで合ってる?

となりやすいです。

まずは出来事を言葉にする。

それだけでかなり整理されます。


よくある失敗②|丸暗記に頼る

簿記学習では、 どうしても暗記が増えます。

例えば:

  • この取引ならこの仕訳
  • この問題ならこの解き方

です。

もちろん勉強段階では必要です。

ただ実務では、 毎回少しずつ状況が違います。

すると、

👉 パターンが変わると止まる

ことがあります。

だから実務では、 暗記よりも理解の方が重要になります。


よくある失敗③|勘定科目から考える

順番が逆になっているケースです。

例えば:

👉 「この取引は何費だろう?」

から考え始める。

でも本来は、

  • 何が起きたか
  • 何が増減したか
  • どう記録するか

の順番です。

勘定科目は最後です。

私は実務でも、 まず取引内容を理解するようにしています。


なぜこの方法で実務に強くなるのか?

この3ステップは、 実務の考え方そのものだからです。

実務では、 問題文がありません。

まず資料を見て、

  • 何が起きたのか
  • 何が増減したのか
  • どう処理するのか

を考えます。

つまり実務は、

👉 「仕訳を書く仕事」

というより、

👉 「出来事を会計へ翻訳する仕事」

に近いのです。


私は仕訳を覚えようとしなくなった

実務を続けていると、 以前ほど仕訳を暗記しようとしなくなります。

もちろん基本的な処理は覚えています。

ただ、 新しい取引が出てきたときは、

👉 「何が起きたか」

から考えます。

その方が応用が利くからです。

会計は暗記科目というより、 理解の科目に近いのかもしれません。


まとめ

仕訳を考えるときは、

  1. 何が起きたかを言葉にする
  2. 何が増えたか・減ったかを見る
  3. 仕訳にする

という順番が大切です。

仕訳は、 借方・貸方から考えるものではありません。

まず出来事を理解する。

そして増減を見る。

その結果として仕訳が出てきます。

私は、

👉 「仕訳は暗記するもの」

ではなく、

👉 「理解して作るもの」

だと思っています。

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