経理として仕事をしていると、 月次締めに対して「怖さ」を感じることがあります。
例えば、
- 間違っていたらどうしよう
- 後から修正が必要になったらどうしよう
- この判断で本当に良いのだろうか
といった不安です。
私自身も、 月次締めのたびにプレッシャーを感じることがあります。
でも実務を続けていて思うのは、
👉 月次締めが怖いのは自然なこと
だということです。
むしろ、 責任を持って数字を扱おうとしているからこそ、 不安を感じるのかもしれません。
月次締めが怖いのは「数字が確定に近づく」から
月次締めの特徴は、 数字が会社の正式な数字に近づいていくことです。
締める前なら修正できます。
でも締めた後は、
- 経営報告
- 予算比較
- 親会社報告
- 監査資料
などに使われることがあります。
だから、
👉 「この数字で本当に大丈夫か」
というプレッシャーが生まれます。
月次締めが怖いのは、 数字が重要だからです。
本当に怖いのは「仕訳」ではなく「判断」
月次締めが怖い理由として、 仕訳が難しいからだと思われることがあります。
でも実際には、
👉 怖いのは判断
です。
例えば:
- どこまで費用計上するか
- この請求書は今月か来月か
- 引当計上は必要か
- この処理で説明できるか
などです。
会計はルールの世界に見えますが、 実務では判断の積み重ねです。
だから不安になるのです。
実はやっていること自体はそこまで複雑ではない
ここで一つ大事なことがあります。
それは、
👉 やっている作業自体は意外とシンプル
ということです。
会計の基本は:
- 集計する
- 分類する
- 比較する
- 確認する
です。
高度な数式を使っているわけではありません。
それでも難しく感じるのは、
👉 「どの判断をするか」
を求められるからです。
月次締めは「正解探し」ではない
経理を始めたばかりの頃は、
👉 「正解を出さなければいけない」
と思っていました。
でも実務を続けると、 少し考え方が変わります。
なぜなら、 会計には:
- 見積り
- 前提条件
- 重要性判断
があるからです。
つまり、 常に100%唯一の正解が存在するわけではありません。
むしろ大切なのは、
👉 「なぜその判断をしたのか説明できること」
です。
私は「comfortableになるまでGoしない」
以前の記事でも書きましたが、 私は月次締めでも、
👉 「comfortableになるまでGoしない」
ことを意識しています。
もちろん、 完璧を求めているわけではありません。
ただ、
- 必要な確認をした
- 説明できる状態になった
- 自分なりに納得した
という状態までは持っていきたいと思っています。
焦って締めた数字は、 後でさらに大きなストレスになることが多いからです。
月次締めが怖い人ほど真面目なことが多い
実は、 月次締めが怖いと感じる人ほど、 真面目な人が多い気がします。
なぜなら、
👉 「間違えたくない」
と思っているからです。
逆に、 何も不安を感じない方が危険なこともあります。
数字に責任を持とうとしているからこそ、 プレッシャーを感じるのです。
怖さはなくならない
正直に言うと、 月次締めの怖さは完全にはなくなりません。
経験を積んでも、
- 新しい論点
- 新しい取引
- 新しい判断
は出てきます。
だから私は、
👉 「怖くなくなる」
ではなく、
👉 「怖さと付き合えるようになる」
感覚に近いと思っています。
まとめ
月次締めが怖いのは、
- 数字が確定に近づく
- 判断が必要になる
- 責任が発生する
からです。
そして実は、 怖さの正体は仕訳そのものではなく、
👉 「判断」
にあります。
だから大切なのは、 完璧を目指すことではなく、
👉 「なぜその判断をしたのか説明できる状態」
を作ることです。
私は、 月次締めが怖いと感じるのは、 経理として自然な感覚だと思っています。
そしてその怖さは、 数字に責任を持とうとしている証拠でもあるのかもしれません。


コメント