経理の仕事をしていると、
「やってもやっても仕事が終わらない」
「残業しているのに、まだ仕事が残っている」
そんな日があるかもしれません。
経理は、月次決算や支払、請求書、経費精算、仕訳、問い合わせ対応など、次から次へと仕事が出てきやすい仕事です。
だからこそ、
「全部終わるまで仕事をする」
と考えてしまうと、いつまでも仕事を終えられなくなることがあります。
そんなときに、少し考えてみたいのが、
「休むのも仕事」
という考え方です。
経理の仕事は、「全部終わる日」がなかなか来ない
経理の仕事には、毎日いろいろな業務があります。
たとえば……
- 請求書の処理
- 入出金の確認
- 仕訳の入力
- 経費精算
- 支払い
- 月次決算
- 社内からの問い合わせ
- 資料の作成
一つの仕事が終わっても、また次の仕事がやってきます。
月末になれば月末の仕事があり、月初になれば月次の仕事があります。
決算の時期には、さらに仕事が増えます。
そのため、
「全部終わったら帰ろう」
と思っていると、なかなか帰るタイミングが見つからないことがあります。
「残業すれば終わる」とは限らない
仕事が残っていると、
「もう少しやれば終わる」
「あと1時間だけやろう」
と思うことがあります。
もちろん、どうしても今日中に終わらせなければならない仕事もあります。
でも、すべての仕事がそうとは限りません。
疲れている状態で仕事を続けても、集中力が落ちて、同じところを何度も確認したり、普段ならしないようなミスをしたりすることもあります。
すると、
「仕事を終わらせるために残業したのに、仕事がなかなか終わらない」
ということも起こります。
そんなときは、「今日はここまで」と区切る
仕事が残っていても、
「今日はここまで」
と区切ることは大切です。
もちろん、緊急の仕事や期限が決まっている仕事まで放置するという意味ではありません。
今日やるべき仕事を確認したうえで、
「これは明日でも大丈夫」
という仕事については、いったん明日に残す。
そして、パソコンを閉じる。
仕事を頭の中から、いったん外に出します。
「明日やること」をメモして、仕事を頭から離す
仕事が終わっても、頭の中では仕事が続いている。
そんなこともあります。
家に帰ってから、
「あれ、明日やらなきゃ」
「そういえば、あの仕訳どうしよう」
「まだあの資料が終わっていない……」
と考え続けてしまう。
これでは、会社を出ても仕事から完全には離れられません。
そこで、帰る前に「明日やること」を簡単にメモしておくのも一つの方法です。
今日
ここまで対応した。
明日
- ○○の仕訳を確認する
- △△の資料を作る
- □□さんに確認する
こうしておくと、
「忘れないように覚えておかなければ」
という状態から少し離れることができます。
明日の自分に仕事を渡して、今日は仕事を終える。
しっかり寝ることも、仕事の一部
仕事が終わらないと、睡眠時間を削ってしまうことがあります。
「もう少し仕事をしてから寝よう」
となってしまうのです。
でも、毎日のように睡眠時間を削っていると、翌日の仕事にも影響します。
疲れた状態では、集中することも、考えることも大変になります。
特に経理は、数字を確認したり、間違いがないかを考えたりする場面が多い仕事です。
だからこそ、
今日はもう終わりにする。
帰って、しっかり休む。
そして、明日また仕事をする。
という切り替えも大切です。
「休む=仕事をしていない」ではない
休むことに、少し罪悪感を持ってしまう人もいるかもしれません。
仕事が残っているのに帰ると、
「まだ終わっていないのに……」
と思ってしまう。
でも、仕事を続けるためには、仕事から離れる時間も必要です。
休んで、眠って、気持ちを切り替える。
そして翌日、また仕事に向かう。
そう考えると、
休むことは、仕事をサボることではありません。
むしろ、明日また働くための準備でもあります。
それでも毎日仕事が終わらないなら
ここは、少し別の視点も必要です。
もし、
- 毎日残業している
- 休みの日にも仕事をしている
- それでも仕事が終わらない
- 常に仕事に追われている
という状態なら、
「自分の頑張りが足りない」
だけが原因ではないかもしれません。
仕事の量そのものが多すぎたり、人が足りなかったり、業務の進め方に無理があったりする可能性もあります。
その場合は、
「もっと頑張らなければ」
と自分だけで抱え込むのではなく、仕事量や業務の進め方そのものを見直すことも必要です。
「全部終わらせる」より、「明日また働ける状態」をつくる
仕事をしていると、どうしても、
「今日の仕事を全部終わらせたい」
と思います。
でも、経理の仕事は、今日ですべてが終わる仕事ではありません。
今日終わらなかった仕事の一部は、明日の仕事になります。
だからこそ、
「今日できるところまでやった」
と思えたら、いったん区切る。
仕事を頭から離して、ゆっくり休む。
そして、また明日仕事をする。
まとめ|「休むのも仕事」
経理の仕事は、やってもやっても終わらないように感じる日があります。
そんなとき、
「もっと頑張らなければ」
と考えるだけではなく、
「今日はここまでにして、休もう」
と考えることも大切です。
明日やることをメモして、パソコンを閉じる。
家に帰ったら、仕事からいったん離れる。
そして、よく寝る。
仕事をすることも大切。
でも、休むことも大切。
「休むのも仕事」です。
明日また、落ち着いて仕事をするために。
今日はもう、仕事を終わりにしてもいいのかもしれません。


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