経理の仕事について話していると、
- 経理に向いていますか?
- 経理を続けるべきでしょうか?
- どうしたら仕事が楽になりますか?
といった相談を受けることがあります。
もちろん、 知識や経験も大切です。
でも私は最近、 もっと大きな要素があるような気がしています。
👉 経理の仕事を面白いと思えるかどうか
です。
ただし、 これは「好きにならなければいけない」という話ではありません。
経理の仕事の中に、 自分なりの面白さを見つけられるかどうか。
その違いは大きいように思います。
同じ仕事でも見え方は違う
例えば請求書処理。
ある人にとっては、
👉 単純な事務作業
かもしれません。
でも別の人にとっては、
👉 会社で何が起きているかを知るための情報
かもしれません。
仕訳入力も同じです。
単なる入力作業に見えることもあれば、 会社の活動を数字で表現する作業に見えることもあります。
やっている仕事は同じでも、 見えている景色は人によって違います。
面白いと思うきっかけは人それぞれ
経理の何が面白いかは、 人によって違うと思います。
例えば、
- 数字がぴったり合ったとき
- 原因不明の差異を解明できたとき
- 決算が無事に終わったとき
- 会社のお金の流れが見えたとき
- 事業の実態が数字とつながったとき
などです。
どれが正解ということはありません。
自分なりの「面白い」が見つかれば十分だと思います。
経理の面白さは、その先にある
ただ、 私は経理の本当の面白さは、 もう少し先にある気がしています。
最初は、
仕訳
↓
月次決算
↓
財務諸表
を覚えることで精一杯です。
でも経験を積むと、 少しずつ違うことが気になり始めます。
例えば、
- なぜ売上が増えたのか
- なぜ利益が減ったのか
- なぜお金が足りないのか
- なぜこの事業は成長しているのか
といったことです。
つまり、 数字の先にある会社そのものに興味が向いていきます。
経理は会社全体を見ることができる仕事
営業は営業の仕事を知っています。
人事は人事の仕事を知っています。
開発は開発の仕事を知っています。
一方で経理は、
- 売上
- 原価
- 人件費
- 設備投資
- 借入金
- 税金
などを通じて、 会社全体を見ることができます。
私はここが、 経理という仕事の大きな魅力だと思っています。
経理は数字を扱っていますが、 本当に見ているのは数字ではありません。
👉 会社そのもの
なのだと思います。
視点を高く、見識を広くする
経理の仕事を続けていると、 少しずつ視野が広がっていきます。
最初は仕訳だけだったものが、
仕訳
↓
取引
↓
事業
↓
会社
↓
経営
というようにつながっていきます。
すると、 単なる事務作業だった仕事が、 会社を理解するための仕事に変わっていきます。
私は、
👉 視点を高くし、見識を広くしていくこと
が経理の成長なのではないかと思っています。
「会社のことなら何でも分かる」を目指す
私は、 必ず経理を好きにならなければいけないとは思いません。
でも、 自分なりの面白さを見つけられると、 仕事は少し楽になる気がします。
そしてその面白さをきっかけに、
👉 もっと会社のことを知りたい
と思えるようになると、 経理の見え方は大きく変わります。
売上のこと。
利益のこと。
お金の流れのこと。
事業のこと。
組織のこと。
経理は数字を扱う仕事ですが、 その先には会社そのものがあります。
私は、
👉 「会社のことなら何でも分かる」
くらいの気持ちで学び続けるのが、 経理という仕事の面白さなのではないかと思っています。
まとめ
- 経理の面白さは人それぞれ違う
- まずは自分なりの面白さを見つければよい
- 数字の先には会社そのものがある
- 経理は会社全体を見ることができる仕事
- 視点を高く、見識を広くしていくことが成長につながる
経理の仕事を好きになる必要はないかもしれません。
でも、 自分なりの面白さを見つけ、 そこから会社への興味を広げていく。
それが、 経理という仕事を長く続ける一つのコツなのかもしれません。


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